株主・投資家の皆様へ
2009年2月期の概況

当連結会計年度(平成20年3月1日~平成21年2月28日)におけるわが国の経済は、上半期においては、原油等の原材料価格の高騰や生活必需品の価格上昇等がみられ、一方、下半期においては、金融市場の混乱や急激な円高の進行等により、企業収益は落ち込み、設備投資も低迷するなど、景気は急速に悪化いたしました。
当社グループが属する小売業界においては、上半期においては、生活必需品の値上げ等の影響により、個人消費は低調に推移し、下半期においては、実体経済の急速な減速に伴う雇用環境の悪化から、個人消費が縮小し、厳しい経営環境でありました。
このような状況のなか、当社グループは積極的な店舗展開を実施し、関東エリアに 27店舗、中部エリアに 17店舗、関西エリアに 22店舗、合計 66店舗の新規出店を行うとともに、飯塚薬品㈱の一部店舗のリストラ、及び、不採算店舗等の統廃合により 14店舗を退店いたしました。その結果、当連結会計年度末における総店舗数は672店舗(前期末対比 52店舗増・連結対象店舗のみ)となりました。
以上の結果、当連結会計年度における業績は、売上高 2,721億97百万円(前年同期比 9.7%増、240億62百万円増)、営業利益 118億45百万円(同 8.9%増、9億65百万円増)、経常利益 136億1百万円(同 12.7%増、15億34百万円増)となり、過去最高益を更新することができました。
当期純利益につきましては、会計基準の改正に伴い、会社分割により新設した㈱スギ薬局において、たな卸資産の評価方法に低価法を適用したことに伴う商品評価損 9億30百万円の特別損失が発生したこと、及び、中間連結会計期間において、飯塚薬品㈱に関するのれんと固定資産の減損処理により12億11百万円の特別損失が発生したこと等により、当期純利益は 53億74百万円(同 21.7%減、14億86百万円減)となりました。
2010年2月期の見通し
平成22年2月期の見通しにつきましては、個人消費は一段と厳しさを増し、当社グループが属する小売業界におきましては、出店競争、価格競争の激化等の厳しい状況は継続するものと思われます。
このような厳しい状況のなか、当社グループは『医療提供施設』としての専門性を追及し質を高めるとともに、グループとしての連携を強化し、引き続き積極的な店舗展開を推進してまいります。
また、平成22年2月期は、将来の成長に向け、昨年より人材投資関連費用を増加し、薬剤師を積極的に採用するとともに、薬剤師教育をさらに強化する予定であります。
その結果、平成22年2月期における業績の見通しは
| 連結売上高、 | 第2四半期連結累計期間 通期 |
1,458億00百万円(同 6.2%増) 2,920億00百万円(同 7.3%増) |
| 連結営業利益、 | 第2四半期連結累計期間 通期 |
66億00百万円(同 5.6%増) 125億50百万円(同 6.0%増) |
| 連結経常利益、 | 第2四半期連結累計期間 通期 |
72億90百万円(同 3.3%増) 140億00百万円(同 2.9%増) |
| 連結当期純利益、 | 第2四半期連結累計期間 通期 |
36億70百万円(同 52.9%増) 70億00百万円(同30.2%増) |
なお、前提として、既存店売上伸率を 2.2%増、新規出店80店舗、設備投資60億円を予定しております。
| 連結売上高 | 連結営業利益 | 連結経常利益 | 連結当期純利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | |
| 第2四半期 連結累計期間 | 145,800 | 6,600 | 7,290 | 3,670 |
| 通期 | 292,000 | 12,550 | 14,000 | 7,000 |
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 110円 55銭
[注意事項]
業績の見通しにつきましては、当社が現時点で合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は見通しと大きく異なることがあります。
その要因のうち、主なものは以下のとおりです。
- 当社営業地域の経済状況の急激な変動
- 薬事法・大規模店舗立地法等の各種規制の大幅な変更
- 薬剤師有資格者の労働市場における需給関係の急激な変動 など
